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2008年11月15日 (土)

■【自然観察】広島県天然記念物「ベニマンサク」の紅葉を日本三景宮島対岸の大野町へ観に(おおの自然観察の森)

◆中国地方随一のベニマンサク自生地は、森林の一角を赤や橙色に変わったハート型に染めてちょうど見ごろ(広島県廿日市市大野町矢草)
  10月下旬に例年より一週間遅れで紅葉した、おおの自然観察の森ベニマンサクの写真が地方紙朝刊に載り、記事を読んだ数日後に家人と訪れました。
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当日は平日午後でしたが訪れる車が多く、廿日市市内の国道2号側からおおの自然観察の森へ通じる狭い道路は、往路、復路とも普通車同士の離合に手間取る有様でした。
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大野権現山麓にある施設入口の駐車場へ車を停めて、園内の自然観察センターへ徒歩で向かいました。    ベニマンサクの分布は長野、岐阜、広島、四国の一部と飛び飛びに分布し連続しておらず、植物地理学上貴重な存在と聞いています。(注)
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マンサクは早春に黄色いリボン状の花を咲かせますが、これに対してベニマンサクは紅葉から落葉の時季に、ヒトデのような花や実をつけます。  大勢の人がベニマンサクの紅葉をカメラに納めたり、鑑賞していました。 
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入園者の中にはベニマンサク群叢を鑑賞しながらベニマンサク湖横を通り抜け、大野権現山(標高699.6m)へ登る家族連れやグループの姿もありました。

  中国山地の紅葉は既に見ごろを過ぎましたが、瀬戸内沿岸ではこれからが本格的な紅葉になります。 今朝の地方紙朝刊に、臨済宗仏通寺(広島県三原市)周辺の紅葉が見ごろになった写真が掲載されていました。

(注)ベニマンサク分布地域の共通点
 「分布地域の共通点は、いずれも古い地層の渓谷沿い。氷河期を生き残った植物と考えられている。日本の特産種といわれるが、中国大陸にも良く似たものがあるそうだ」(引用:『増補版花のアルバム~広島県の自生植物』中国新聞社)

《問い合わせ》  
自然観察センター  電話0829-55-3000
             休園日:月曜日(祝日の場合はその翌日) 
             年末年始

《「市町村の花木」に因んだ短歌》
【ベニマンサク】別名:マルバノキ(マンサク科)※旧大野町の町木
冬晴れのベニマンサクは小さくて少女みたいな真剣な花  鳥海  昭子
<花ことば>早熟(出典:柳宗民ほか監修「誕生日の花と花ことば」NHK) 

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2008年11月10日 (月)

■【博物館巡り】特別展「西国三十三所ー観音霊場の祈りと美」を観て(名古屋市立博物館)

四国八十八か所巡礼と並んで最もよく知られた巡礼の道、西国三十三所巡礼の歴史と観音信仰に基づく美の世界紹介
     京都・清水寺、奈良・長谷寺など近畿周辺の観音霊場を巡る西国三十三所巡礼は、最初に僧侶の修行として始まり、その後、貴族、民衆へと広まりました。

   この参詣は現在も多くの人々に親しまれ、わが家の家人は数年前に貸切バスで巡礼を終えています。      一方、私は京都、奈良の西国三十三所の数か寺の霊場へはお参りしましたが、それ以外の霊場へはお参りしていません。
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   特別展「西国三十三所ー観音霊場の祈りと美」(以下、本展という)は今年が西国三十三所巡礼中興の祖、花山法王の一千年忌にあたることを記念し、三十三所全霊場に伝えられた宝物を一堂に会したものです。
   本展は去る9月下旬まで奈良国立博物館において開催されていましたが、当時は時間が取れず残念ながら奈良での鑑賞を見送りました。 

   その後、仕事で10月17日に東京都内で会議へ出席する機会があり、都内で一泊後の翌18日から名古屋市立博物館で開催された本展を観に、18日の帰途新幹線名古屋駅で途中下車しました。
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  会場入り口には本展のポスター等が随所に掲示してあり、本展のムード盛り上げがしてありました。
   展示作品の中で、安置してある寺院で滅多に開帳されることがない「秘仏」が、本展で開帳されるものもあって話題になっています。

   たとえば、京都・清水寺(16番札所)奥の院本尊「千手観音坐像」(重要文化財)は長らく秘仏とされてきましたが、寺内では5年前、実に243年ぶりに開帳されました。  寺外ではこのたび本展で初めて公開されました。
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有名な仏像では、奈良・岡寺(7番)の「菩薩半迦像」(重要文化財)や岐阜・華厳寺」(33番)の「毘沙門天立像」(重要文化財)などが展示してありました。   

   また、絵巻物では同じ清水寺の「清水寺縁起絵巻」や和歌山・粉河寺(3番)の「粉河寺縁起絵巻」などが展示してありました。

    これまで西国三十三所めぐりは、京都・奈良の数か寺しかお参りしていない私にとって、本展は巡礼のための事前勉強になりました。

   私はこれまでマイカーを使って、中国三十三観音霊場巡り、四国八十八か所霊場巡り(4年前の閏年に逆打ち)を終えまして、「今度挑戦するのは西国三十三所観音霊場巡り」と心に決めています。

   なお、名古屋市立博物館の特別展「西国三十三所ー観音霊場の祈りと美」は11月30日まで 

《問い合わせ先》 
名古屋市立博物館 電話052-853-2655
             休舘日:月曜日(ただし、11月24日は開館)
                   11月25日(火) 

《ふるさとの地名俳句》【尾張大根】 
争ひて尾張大根乾く日ぞ  中村 汀女  



  
   

  

     

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